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バスケットボールの写真を一眼レフで簡単に撮影 EF 50mm f/1.8 STMを使ってみた

2019年11月7日

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バスケットボールの試合を撮るために、昨年末にカメラとレンズを買いました。

関連記事:バスケットボールの試合を一眼レフで撮影 F2.8中望遠ズームで体育館に対応!

F2.8の望遠ズームレンズなので、周囲がボケたいい写真が撮れるのですが、

  • 撮影が難しい
  • カメラ+レンズが重いので疲れる

といったことがあり、撮影するのに”今日は撮るぞ!”という気構えが必要です。
試合中もずっとファインダーを覗いているので、ゆっくり試合を観ることもできません。

もっと簡単に撮りたいので、Canonの標準レンズ EF 50mm f/1.8 STM を使ってみたところ、気軽にシャッターを押せて撮るのも簡単!
試合に持って行く頻度が増えそうです。
カメラがAPS-Cなので、35mm換算で焦点距離80mmです。

※プライバシー保護のため、このページの写真は一部加工しているものがあります。

ズームレンズの撮影は疲れるし難しい

バスケの試合中、選手はオフェンス/ディフェンスを繰り返しながら、ドリブル、パス、シュート、リバウンドとずっと動いています。

コートサイドでカメラを構えてこれをずっと追いかけていると、カメラを左右に振って、ズームを動かし、ピントを合わせてシャッターを押す、をずっと繰り返します。

一脚を使っても結構疲れますよね。

ズームを動かした後はフォーカスが遅くてシャッター切れないこともあるし。
面倒くさくなると、もうゴール下しか撮らない とかw。

使ってるカメラとレンズはこれです。Canon EOS 80D と シグマ F2.8 70-200mmズーム。
カタログ上の重さはカメラ650g、レンズ1,430g、計約2.1kgですが、体重計で測ったら2.4kgです。

EOS80DとSIGMAF2.8ズームレンズ

私にとって疲れる原因は、

  • カメラが重い
  • ズームを動かす

なので、単焦点の軽いレンズを使えば楽になります。

そういえば買ったけど全然使っていないレンズがあった。

Canonの標準レンズ、EF 50mm f/1.8 STM
カメラがAPS-C(80D)なので、35mm換算で焦点距離は1.6倍の80mmになります。

これで撮って、後でトリミングすればいいんじゃない? ということで試してみます。

関連記事:標準レンズ EF 50mm f/1.8 STM 狭い室内撮影には向かないがスポーツには良いかも

単焦点の明るいレンズで軽くなった

カメラとレンズは、Canon EOS80D+EF 50mm f/1.8 STM です。

F1.8はF2.8に比べて約2.4倍明るいため、シャッタースピードを同じにしたときにISO感度を半分以下にすることができます。
なので、暗い体育館でも写真のざらつきを抑えられそうです。

レンズ重量はカタログ上160gなので、カメラと合わせて計約810g、体重計で測って1kgでした。ズームレンズ取り付け時に比べ半分以下とかなり軽くなります。
これで試し撮りしてみます。

EOS80DとF1.8 50mmレンズ

実際に撮影してみたら簡単で楽だった

実際に撮影した体育館は、片側のカーテンを開けていて明るめでした。後で写真を見ると、実際よりも少し明るめに感じます。
コートサイド中央付近から撮ると画角はこのくらいです。

◆遠い方

画角遠い方

◆近い方

画角近い方

◆端に座るとゴールはこのくらい大きくなります。

端に座った時のゴールの見え方

試し撮りは、絞りを一番開けてシャッター速度を固定し、ISOをオートにしました。マニュアルモードで、

  • シャッター速度:1/500
  • 絞り:F1.8
  • ISO感度:AUTO

の設定です。これだと露出の調整はISO感度で行うので、シャッター速度と絞りは固定になります。

後でトリミングするので、記録画質は最高の「RAW+L」にしておきます。
実際に撮影してみると、ピントを合わせてシャッターを押すだけなのでかなり楽です。

★ゴール近くで撮ったシュートの瞬間(シャッター速度1/500、絞りF1.8、ISO感度1600)

シュートの瞬間

【画面の左上1/4をトリミング】

画面の四分の一をトリミング

【ボールを持った手の部分をトリミング】

ボールを持った手の部分をトリミング

元の画素数が 6042 x 4028 なので、1/4位をトリミングで切り出しても、それなりの写真になります。
絞りをF1.8にしていますが、被写体周囲のボケ感はあまり出ませんね。

この写真のISO感度は1600でした。これなら古いEOS KISS Digitalでも撮れるかもしれません。

関連記事:【Digital Photo Professional】画像をトリミングして別ファイルで保存する方法

まとめ

Canonの標準レンズ EF 50mm f/1.8 STM

これを使って簡単にバスケの写真が撮れました!
軽くて気軽にシャッターを押せるので、今まで以上に試合に持って行く気になります。

レンズ自体も安いので、一眼レフでバスケの試合を撮るのに最初に使うレンズとして最適です!

設定としては、

  • マニュアルモード(M):SS 1/500、絞り F1.8、ISO感度 AUTO
  • SS優先モード(Tv):SS 1/500、絞りとISO感度はAUTO

あたりを基準として、明るめの体育館ならSSをもっと速くするなどアレンジしてみると良いでしょう。
記録画質はトリミングすることを考慮して「RAW+L」にしておきます。

今しか見れない子供の姿、残しておきましょうね!

今回使ったレンズとカメラはこちらです。