ANA陸マイラー必須のソラチカカード 定期券がとても便利
ソラチカカード(正式名称:ANA To Me CARD PASMO JCB)は、ポイントサイトで貯めたポイントを高レートでANAマイルに交換できることから、ANA陸マイラー必須のカードとなっています。
早速作ってみましたところ、定期として使えるのがとても便利です。
ソラチカカードの使い方からお得に入手する方法をご紹介します。
2018.08.17追記
2018年4月にポイント交換サービスからメトロポイントへの交換ができなくなったため記事を更新しました。
ソラチカカードが必須である理由
ANA陸マイラーがマイルを貯める方法は主に次の3つになります。
- ANA提携のホテルやサイトを利用する。
- ショッピングやサービスを購入する際にANAカードで支払う。
- 各種ポイントをマイルに交換する
クレジットカードのポイントだけで多くのマイルを貯めるのはほぼ不可能
提携ホテルの利用やカード支払い金額に応じたマイルを貯める場合、その移行換算率はとても低く年会費無料カードで0.5%〜1%、年会費が10万円以上するアメリカンエキスプレスプレミアムカードでANAグループを利用した場合でも2.5%です。
例えば移行換算率1%で10,000マイル貯めるには、
10,000マイル ÷ 1% = 1,000,000円
をクレジットカードで決済する必要があり、日頃の生活費を節約して暮らす一般庶民にはこれで多くのマイルを貯めていくのは不可能と言って良いでしょう。
ソラチカカードを使ってポイントサイトで得たポイントをマイルに交換する
ポイントサイトでポイントを稼ぎ、それを高交換率でマイルににして多くのANAマイルと貯めていきます。
ソラチカカードは、
- ANAマイル
- Oki Dokiポイント(JCB)
- メトロポイント(東京メトロ)
の3種類のポイントを貯めることができ、メトロポイントをマイルにする際の交換率が0.9と他にない高交換率になっています。
(100メトロポイント=90マイル)。
このメトロポイントを経由して高交換率でANAマイルできる唯一の方法がソラチカカードなのです。
ソラチカカードの特徴
正式名称は「ANA To Me CARD PASMO JCB」です。
クレジットカードとしての特徴
- 年会費:本会員 2,000円(税別)、家族会員 1,000円(税別)
- ETCカード:年会費無料
- 付帯保険:海外旅行傷害保険 最高1,000万円、国内航空傷害保険 最高1,000万円
- ショッピングガード保険:海外 最高100万円
ANAカードとしての特徴
- ANAグループ便の搭乗でフライトマイルとボーナスマイルが貯まる
- チェックイン不要の国内線「SKiPサービス」を利用できる。
- ANAカードの優待サービスが受けられる
東京メトロ「To Me CARD PASMO」としての特徴
- 東京メトロに乗車(定期券面区間外)すると、メトロポイントが平日5ポイント、土休日15ポイント貯まる。※1
- PASMO搭載/PASMOオートチャージサービス利用でマイルが貯まる。※2
- 裏面に定期券を搭載可能(搭載できる定期の対象路線)
- To Me CARD優待サービスが受けられる
※1 カード入手後にメトロポイントplusの登録が必要です
※2 カード入手時に、既にオートチャージサービスが設定されています。
ソラチカカードの使いかた 他
年会費が2000円(税別)かかりますが、継続時にボーナスマイルを1,000マイルもらえるので、ほぼとんとんでしょう。
基本的にこのカードの使い方は、メトロポイントをANAマイルに交換する ことだけです。
その他の使い道はほとんどありませんが、私はPASMOオートチャージ付き定期として使い、駅の売店での買い物に利用しています。
ANAマイルの貯め方
マイルを貯める主な手順は次の様になります。
- ポイントを貯める(ハピタス 1000ポイント)
- LINEポイントを経由してソラチカカードのメトロポイントに交換する(850〜900ポイント)
- ソラチカカードのANAマイルに交換する(760〜810マイル)
1.ポイントサイトでポイントを貯める
ハピタス、moppy、ちょびリッチなどでポイントを貯めます。
私はまだ入会したばかりなので、使いこなせる様になったら別途紹介したいと思います。
ポイントサイトに入会する際に会員から紹介してもらえると、
- 申込み者が登録した時にサイトからポイントがプレゼントされる
- 紹介者は申込み者が登録するとサイトからポイントがプレゼントされる
- 紹介者は申込み者が貯めたポイントに応じて一定割合のポイントがプレゼントされる
といった特典があるので、入会前に家族や知り合いに会員がいたら紹介してもらって入会するようにしましょう。
各ポイントサイトについてはこちらをご覧ください。
>ハピタス
2.LINEポイント経由でメトロポイントに交換する
2018年4月にドットマネーなどのポイント交換サービスからメトロポイントへの交換ができなくなったため、現在はLINEポイントからメトロポイントに交換するのがおすすめです。
上記のポイントサイトから交換するルートは以下の様になります。
moppy ⇒ Gポイント ⇒ LINEポイント ⇒メトロポイント
ハピタス/ちょびリッチ ⇒ Pex ⇒ 三井住友カード(ワールドプレゼントポイント) ⇒ Gポイント ⇒ LINEポイント ⇒メトロポイント
※2018年6月現在、PONEYからのポイント交換ができなくなっています。
3.ソラチカカードのANAマイルに交換する
ソラチカカードでメトロポイントをANAマイルに移行できるのは、月に1回20,000ポイント(18,000マイル分)までなので、年間最大216,000マイル(18,000*12)貯めることができます。
ソラチカカードをお得に入手する方法
過去にはポイントサイトで入手出来た様ですが、私が2017年1月に調べた限りではポイントサイトでは見当たりません。
公式サイトで入会キャンペーンを狙うか、ANAカードの「マイ友プログラム」を利用して紹介者と申込者へのマイルプレゼントを使いましょう。
ソラチカカードの場合は各々に500マイルがもらえます。
手順1 「マイ友プログラム」に登録する
ソラチカカードを申し込む前に、既にANAカードを所有している家族や知人にお願いして「マイ友プログラム」で紹介してもらいましょう。これは必ずカードを申し込む前に行って下さい。
まず紹介する方に紹介番号確認ページを案内し、紹介者番号を取得してもらいます。
紹介者から
紹介者氏名:カタカナ
紹介者番号:数字8桁
を教えてもらい、次のページから登録します。
紹介者の氏名と紹介番号を入力します。
申込み者(あなた)の氏名と生年月日を入力します。
紹介者情報が正しければ最後に下の画面が出ますが、申込者情報はカードを申し込む時と同じでないとダメなので、間違えない様に注意して入力してください。
【お願い】:「マイ友プログラム」をご利用の際は必ず以下のページの内容をよくご確認してご利用ください。
手順2 ソラチカカードを申し込む
こちらのページから申し込みができます。
【ポイントコースの選択】
マルチポイントコース(5マイル)をお勧めします。10マイルのコースはANAマイルに移行する際に移行手数料(税別/年度ごと)が必要になってしまいます。
【支払い口座】
WEBで申し込む場合、クレジットカードを引き落とす銀行口座でインターネットバンキングを行っていると、これを使って口座の登録ができて書類を提出する必要がない様です。(私の場合、みずほ銀行で確認)
夜に申し込み、翌朝には承認メールが届きました。
ソラチカカード入手後に行うこと
新規入会キャンペーンに申し込む
入会キャンペーンがあったらカードが届いたら忘れずに登録を行い、可能な範囲で条件を達成しましょう。
メトロポイントplusへの登録
メトロポイントplusに登録するための説明はこちらのサイトに記載されています。ソラチカカード以外のPASMOも登録することができます。
>【東京メトロ】メトロポイントPlusのお申し込み・設定変更
メトロポイントplusに登録するために会員専用サイトにログインします。
お客様番号はANAマイレージクラブと同じ番号で、確認番号は生年月日の月日(2月9日生まれの場合は"0209″)になっています。
セキュリティ向上のため、初回ログイン時には確認番号を変更しておきましょう。
PASMOオートチャージ条件の変更(必要に応じて)
ソラチカカードは最初からPASMOオートチャージ機能が設定されています。
初期設定では、PASMOの残高が2,000円以下になったら、乗車時に改札機にタッチすると3,000円がチャージされるので、必要に応じて変更しましょう。
オートチャージの条件や金額は、東京メトロの駅事務室、多機能券売機、定期券うりば、PASMO取扱事扱事業者の駅などで変更できます。
>【東京メトロ】PASMOオートチャージサービスのお申し込み・オートチャージ金額の変更
PASMOに定期券を載せる(必要に応じて)
ソラチカカードのPASMOに定期券を載せることができます。搭載できるのは東京メトロ、東急電鉄、東武鉄道、京急電鉄、相模鉄道で発売している定期券です。(但し西武鉄道・東武鉄道との特殊連絡定期券(2区間定期券)は搭載できない様です)
この路線を使っている方はこちらに定期券を載せてPASMOを1枚にすることで、オートチャージでのポイントを効率的に集めることができます。
駅の売店で新聞やたばこを買っている方は、これにまとめると便利です。
公式ページには現在使っている定期券付きPASMOを載せ換えることはできないと書いてありますが、実際に私は東京メトロ以外のPASMO定期券を手数料無しで載せ換えてもらいましたので、その方法をご紹介します。
※2020.02.28追記
定期券付きPASMOを載せ換えることはできないと書かれた公式ページが削除されていました。
駅の定期券売り場に現在使っている定期券付きPASMO、ソラチカカード、身分証明書(自動車免許証など)を持って行きます。
窓口で定期券を移したいことを説明して依頼します。駅側の作業は、現在のPASMOの定期券を磁気定期券に変更し、それをソラチカカードのPASMOに定期券を載せ換えます。
ついでに、
- 現在のPASMOの払い戻し(チャージ分の残高込み)
- オートチャージの設定変更
もその時にできます。
まとめ
ANAマイルを貯めようかと思って申し込みましたが、定期として使い始めてとっても便利になりました。
会社の自動販売機でPASMOが使え、オートチャージのおかげで残高も気にせずに使えます。
ANAマイルはのんびり貯めようと思います。