ロフトでテレビを見る 地デジペーパーアンテナWskyのレビューと設置のコツ
子供部屋になっているロフトでテレビをみたいとのリクエストがあるのですが、アンテナコンセントがありません。
ここで子供がテレビを見ればリビングのテレビを占領してゲームか出来るので、何とか実現しようと頑張ります(笑)。
結論としては、Wsky地デジ ペーパーアンテナという室内アンテナを使って、主要放送局は無事に受信できました。
価格が2000円位でどの程度の感度なのか疑問でしたが、Amazonでの評価が高いのでダメもとで選定。設置にちょっと苦戦したので、その時のコツなども含めてご紹介します。
ロフトに付ける室内アンテナを選定
我が家は横浜市のちょっと高台にあり、スカイツリーからの距離は40〜50kmです。最初は既設のアンテナからどうやって配線するか考えましたが、もともと我が家は風呂場の天井裏にある室内アンテナを使っているので、ロフトに新しく室内アンテナをつければ解決です。
ロフトの壁には屋根裏に通じるメンテナンス用の小窓があるので、
- 壁にアンテナコンセントを付ける
- 屋根裏にこの室内アンテナを置いてつなぐ
と見た目もスッキリに設置でき、既存と同じアンテナを使えば実績もあるので確実ですが、費用はおよそ7,000円。テレビ1台用のアンテナとしてはちょっと高価なので、Wskyのペーパーアンテナを使ってみました。
Wskyペーパーアンテナの構造
薄いプラスチックの板に銅箔の様なものが貼ってありこれがアンテナになっています。アンテナからのコードは細めで長さはおよそ3m。先端はF型接栓になっているのでこのままテレビに接続したり、別売りのブースターを使うこともできます。
アンテナユニットの上部2ヶ所(写真の白い丸)とアンテナ線の出口(写真の赤いところ)に両面テープがあり、この3ヶ所で壁などに固定する様になっています。
付属のブースターにはアンテナコードの入力部、テレビに接続する線(先端はF型接栓)と電源用のUSBケーブルがでています。
USBの電源アダプターは付属していないので自分で準備するか、テレビにUSB端子があればそこにつないで電源を確保します。USBケーブルから電源が供給されると緑色のLED が点灯します。
受信レベルの確認
早速ロフトでどの位の受信感度なのか確認してみます。
テレビは10年位前に買った、シャープの液晶テレビです。ブースターからの線を地上波デジタル、アナログ共用のアンテナ端子に接続します。
USB端子があれば電源をテレビから取れるのですが、このテレビにはないのでアダプターを使います。
アンテナ線を手で持ちアンテナ面をスカイツリーの方に向けてチャンネルスキャンをします。
受信状態を確認すると、フジテレビ以外は十分なレベルです。このテレビの推奨レベル60に対して、NHK総合のレベルは70を超えています。
アンテナの設置
使えることがわかったのでアンテナの固定をしますが、壁にテープなどを貼りたくないのでプラスチック段ボールを使って固定していきます。
壁とスカイツリーの方向が少しずれているので、方向を合わせるためにプラスチック段ボールを三角形にしてアンテナを傾けて貼ります。
アンテナをテレビのすぐ横に置いたのでケーブルが余るのですが、この余ったケーブルを束ねると受信感度が極端に落ちてしまいます。
電源コードからも離したほうが良いので、ケーブル間の距離をとってプラスチック段ボールにテープで貼って固定しました。
テレビはカラーボックスに置いたので、カラーボックスと壁の間にプラスチック段ボールを挟んで立てています。
この状態でNHKの受信レベルは80、十分なレベルです。
下のグラフは各チャンネルの最大レベルです。フジテレビだけ極端に低くなっていますが他は問題ありません。
フジテレビの受信レベル対策
線の接続を調べていると、USBケーブルを触ると全チャンネルの受信レベルが低下します。
家に余っていた適当なUSBアダプターを使ったので、これが悪いのかもと交換しましたが直りません。
ケーブルに触らなければ問題ないので、とりあえずそのままにしておきますが、原因がわかりません。
もう諦めてアンテナの最終設置状態でもう一度チャンネルスキャンをしたら・・・なぜか受信レベルが上がって映る様になりました!
放送大学のレベルが下がりましたが、子供は見ないので問題なし、無事に使えるようになりました。
まとめ
約2,000円で買えるWskyのペーパーアンテナ、ほぼ問題なく使えるようになりました。テレビ1台用としては十分な性能で、これで心置きなくリビングのテレビを占領できます!
でも見た目が悪いのでロフト内をスッキリさせるなら、屋根裏にちゃんとしたアンテナを置いた方が良いですね。