地デジとBS/CSアンテナを自分で取り付けてみる

2018年5月4日

新築戸建てに引っ越したので、自分でテレビアンテナを付けてみました。

自分で付けるメリットとデメリット

一番のメリットは安価ということですね。業者に頼むと5~10万円掛かるらしいので、自分でやれば材料費だけですみます。

もうすぐ4K放送が始ま4Kテレビの価格も下がって来れば、今のテレビが壊れたら4Kテレビを購入するかもしれません。そうすると地デジアンテナは使わなくなってくるので、そこにお金をかけない様にしたいというのがあります。

手が届くところにブースターを置いたので、後から周囲の環境が変わったときに感度調整や交換が簡単に出来る様になりました。4K放送が始まってアンテナ交換するときも、もしかしたら自分で付けられるかもしれません。

一方デメリットは

  • 手間が掛かる
  • 屋根に登れないのでアンテナの選定と設置場所に制約がある

といったところでしょうか。

事前のチェック

アンテナ線の接続

屋外に出ているアンテナ線に接続するので、手が届いて接続作業が出きるか確認します。

我が家の場合、2階の部屋の窓から手を伸ばして屋外に出ているアンテナ線に届き接続作業ができるので、屋外へのアンテナ設置は問題ありません。

地デジの電界強度

近所の家を見ると20素子位の八木アンテナを使っていますので、受信可能なエリアの様です。

家の工事をした電気屋さんに聞いたら、強電界地域ではないけど弱電界地域でもないと言っていました。中くらいってことですね(笑)。

車にフルセグのTVが付いていたら、家の前で受信できるか確認しておくと良い様です。

BS/CS衛星の方向

BS/CSの衛星は南南西の方向にあるので、そちらに障害物があると受信できません。近所のパラボラアンテナが向いている方向を確認するのが手っ取り早いです。

2階のベランダは南西に向いているので、BS アンテナはそこに取り付けることにします。地デジアンテナも同じ様に付けようかとも考えましたが、スカイツリーは北東なので別の場所にします。

最初のレイアウト

現状の配線は次の様になっています。

  • 屋外からのアンテナ線は、風呂場の天井裏の分配機を経て各部屋に配線
  • 風呂場天井裏にコンセント有り
  • 配線はS-5C同軸ケーブル

屋内アンテナの配線図
BS/CSアンテナは屋外に付けるしかありませんが、地デジアンテナは屋外だけでなく室内アンテナにするという選択肢があります。

屋外に付ける場合にベランダからマストを立てられれば良いですが、外壁に取り付ける場合は外壁に穴をあけなければならないので、強度とか防水処理とか色々考えなければならずちょっと抵抗がありますよね。

北東のベランダから屋外の引き込み口までちょっと距離があることもあり、ダメもとで室内アンテナを風呂場の天井裏に置いて受信できないか試すことにしました。

機器の選定

地デジ用室内アンテナ(DUA-4400)

調べてみると八木アンテナ以外にも色んな形のアンテナがあるんですね。デザインアンテナと呼ばれているみたいです。

スカイツリーからの電波を受けるので、水平偏波のアンテナの中からAmazonのレビューで評価の高いこちらのアンテナを選定。

 

  • スタンドの付け替えで水平偏波、垂直偏波の両方に対応
  • 室内・屋外どちらでも使用可能

という所が良いですね。

水平偏波で使う場合は接続端子が下側になるので、スタンドで使用する場合はL字型接栓をつけて使った方がいいです。

 

BS アンテナ(BC45A)と取り付け金具(CBS-SW)

我が家のベランダは壁が結構厚く20cm位あるので、通常のベランダ壁面用金具が取り付きません。そのためアンテナは単体で購入し、取り付け金具は別で探します。

こんな感じのベランダです↓

ベランダの壁

取り付け金具はコンクリートブロック用のものが合いそうなので使ってみます。壁の厚さが90mm〜300mmまで対応しています。

CSは今のところ契約する予定はありませんが、普通に安いBS・110度CSアンテナで問題なさそうです。

ブースター(UBCB35)

ブースターは弱くなった電波を増幅して、視聴できるレベルに増幅してくれます。増幅できるレベルやBS/CSに対応しているかなどでいくつかの種類がありますね。
地デジ室内アンテナがどの程度のレベルで受信できるか不安だったので、BS/CSと地デジの混合と電源供給を兼ねてこちらのBS /CS /UHF 対応を使ってみます。

増幅部と電源部に分かれていて、増幅部はアンテナのそば、電源部は室内に設置する様になっています。増幅部へのアンテナ線取り付け端子には防水キャップが付いているので、防水接栓を別で準備する必要はありません。

設置レイアウトと配線部品

設置レイアウト

ブースターの取説には、電源部をテレビと部屋のアンテナ端子間に接続する図が書いてあります。

でもこれだと部屋の中に電源部を置くことになってしまうので嫌だなと思っていたら、分配器と増幅部の間に電源部を接続できると文章で書いてありました。

こっちの方が普通じゃないの?

と思いましたが、分配器のそばに電源コンセントがない場合を想定して、必ずコンセントがあるテレビのそばに接続する図にしたんでしょうね。

ということで、次の様にレイアウトを決めました。

  • 風呂場の天井裏:地デジ室内アンテナ/ブースター
  • ベランダ:BS/CSパラボラアンテナ

このメリットは、地デジアンテナとブースターは屋内なので

  • 台風が来ても地デジアンテナはずれないし、ブースターの感度調整が簡単
  • BS/CSアンテナの電源が隠れてスッキリ
  • どの部屋からもテレビからの電源供給は無しに設定できる

というところです。

アンテナ取り付け後の配線図

配線部品

同軸ケーブルはS-4C-FBに決定

配線長は地デジアンテナ-ブースター増幅部が約2m、BS/CSアンテナから屋外に出ているS-5Cケーブルまでが約3mです。なので、購入する同軸ケーブルは10mもあれば十分です。

この長さなら、

  • ケーブルの損失はあまり気にしなくていいかも
  • 購入したケーブルのあまりは室内配線に使いたい

ということから、配線の取り回しを優先してBS /CSにも対応しているS-4C-FBケーブルにします。

Amazonで10mのちょうどいいケーブルがありました。

Amazonのレビューにケーブルの被覆が硬くてF型接栓の接続が難しい様な記載がありましたが、約1,000円ととても安いのでとりあえずチャレンジしてみます。

F型接栓

アンテナやブースターへの接続は購入したS-4C同軸ケーブルを使用するので、まずこれにあったF型接栓を選定します。F型接栓は4C/5Cケーブル用が別なので、きちんとケーブルに合ったものを準備することが肝心です。

10個入りでリングに爪が付いているので、締め付けが簡単にできますね。

 

防水接栓と自己融着ブチルゴムテープ

BS/CSアンテナに屋外に出ているS-5Cケーブルが届かないので、S-4C-FBケーブルで中継することになります。

すなわち、4Cケーブルと5Cケーブルを屋外で接続することになるので、各々の防水接栓とF型中継接栓が必要になります。

防水接栓だけでは十分な防水対策にはならず、自己融着ブチルゴムテープを巻いてその上からビニルテープも巻かなければならないようなので、それらも準備します。

 

いざ設置してみる

S-4C-FBケーブルにF型接栓を取り付ける

ケーブル

S-4C-FBケーブル

F型接栓

F型接栓

詳しい方法はいろんなサイトに書かれているので割愛しますが、F型接栓をペンチで挟んで同軸ケーブルに差し込もうとすると、全く差し込むことができません。

F型接栓をつける時のコツは、「同軸ケーブルを手で持って押し込む」ですね。

斜めに押し込むと途中で止まってしまいますが、そんな時は回しながらグリグリすれば入っていきます。

先端の銅線が出っ張るので、あなた空いた厚みのあるものを下に敷いたほうがいいですね。私はラジオペンチの凹みを利用しました。

こんな感じです↓

F型接栓をつける時のコツ

ケーブルにF型接栓を取り付けた状態

真ん中の銅線と網線・アルミ箔がショートしないように注意しましょう。

銅線は長めに出しておいて最後にカットして長さを合わせると楽です。

地デジのテスト

とりあえずリビングにテレビを置いてアンテナ直結にしたところ、良い感じに映ってます。ケーブル長は10mで受信強度も60を越えているので上手く行きそうです!!

地デジの受信状態

これなら問題なさそうなので、風呂場の天井裏に設置してみます。

(L型接栓をつける前の写真です)

地デジアンテナを風呂の天井裏に設置

ブースターの設置

ブースターの増幅部と電源部です。

ブースターの増幅部

ブースターの電源部

電源部はとりあえず天井裏の柱に付けましたが、増幅部はお風呂の天井に置きっぱなしです。

ブースター電源部を取り付け

ブースター増幅部を取り付け

パラボラアンテナ

取り付け後はこんな状態です。

BS/CSパラボラアンテナをベランダに取り付け

 

まとめ

たまに地デジでノイズが入ることがありますが、概ね上手くいきました。

今回かかった費用は、合計24,290円でした。(絶縁テープは保有品を使用)

  • 地デジアンテナ 4,549円
  • BS/CSアンテナ 3,850円
  • S-4C-FBケーブル 1,090円
  • F型接栓 680円
  • L字型接栓 220円
  • BS/CSマスト 4104円
  • ブースター 7,600円
  • 4C防水接栓 440円
  • 5C防水接栓 450円
  • F型中継接栓 378円
  • 自己融着ブチルゴムテープ 495円
  • 両面テープ 434円

手間はかかりましたが、家のことも理解できたし自分としては満足のいく結果でした。

AV機器, DIY

Posted by Hiro