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通線ワイヤで簡単に! CD管にLANケーブルを通して快適にインターネット

2018年11月3日

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新居の部屋には有線LAN用のコンセントが付いていませんでした。

無線LAN(Wi-Fi) の普及で有線LANの必要性が低下している様ですが、通信の安定性や通信速度は有線接続にはかないません。

nasneNAS そして子供達が自分の部屋でパソコン・スマホ・PS3などを使う我が家にとっては、各部屋で有線LAN が使えることはとても重要なので、自分でLAN 配線をやってみました。

ONU(回線終端装置) の設置場所を決めてCD管を通しておく

建設中の建売を新居に決めたので、LAN 配線したい部屋の間にCD管を通してもらう事が出来ました。これが無いと配線できないのでとても重要です。

リビングの壁コンセントに電話のモジュラージャックがあるので、ここから2Fの3部屋とリビング反対側の計4ヶ所にCD 管を通しておきました。費用は税別で4万円です。

ビニール紐での通線は大失敗

CD管には最初にワイヤーが通してありました。このワイヤーの端にLAN ケーブルを付けて、ワイヤーを引き抜きながらケーブルを通すのが一番簡単な方法で、電話工事の方はこの方法で線を通してました。(下の写真の橙色の管がCD管、中にある緑色がワイヤーです)

CD 管には最初にワイヤーが通してある

私の場合、どの位の長さのケーブルが必要か調べる為に、ビニール紐をワイヤーの先に付けて一旦ワイヤーを抜いたのですが、これが失敗の始まりでした。

  • ワイヤーを抜いているときに紐が外れた
  • ワイヤーを押し込んで元に戻そうとしたけど、途中で引っ掛かって断念
  • 後日ワイヤーの先に556を塗ってもう一度トライし、何とか反対側に届く
  • 別の所では紐は通ったが、ケーブルを通す時に紐がCD管のコーナーに引っ掛かって、ケーブルを引っ張れない。

掃除機で紐を吸う方法もあるようですが、掃除機の吸い込み口をうまくCD管に合わせる方法が思い浮かばず断念。

結局何回もやり直しになった挙げ句に線は通らず大失敗です。

通線ワイヤーを使えば簡単に線を通せる

CD管に入っていたワイヤーで線を通そうと何度かトライしましたが、途中で引っ掛かってダメなので、通線ワイヤーを買うことにしました。

一番長い所が15mの距離なので、30mの通線ワイヤーにします。

30mあるので結構大きいです!納品時はワイヤは管に収納されていないので自分で入れます。

デンサン ブラックスリムライン30m BX-4030J

両端の形が少し違っているので、先端にます。急な角を通り易い様にスネークヘッドという方を管に挿入していきます。

デンサン ブラックスリムライン30m BX-4030Jの先端

今までの苦労は何だったの?

と、驚くほど簡単にCD管の中を進んでいきます。やはり専用のツールは違いますね。

デンサン ブラックスリムラインをCD管に入れる

反対側まで通ったらLANケーブルを先端に取り付けて引っ張ってケーブルを通します。

反対側まで通ったらLANケーブルを先端に取り付ける

Cat6のLAN ケーブルとモジュラージャックで配線完了

LAN ケーブルはCat6を使います。100mが単価的には安いですが、そんなに使わないので20mとか50mを使って余った分は機器の接続用にします。

ここは中継機能なので配線はストレートにします。まあ最近の機器にはクロス/ストレートの自動判別機能(AutoMDI/MDI-X)があるので、ストレートで統一しておくのが無難ですね。

こんなやつです↓

モジュラージャックはパナソニックのぐっとすです。LAN ケーブルの外皮を取って、中にある8本のツイスト線をはめ込むように接続します。

正面

モジュラージャックの正面

上の青い部品を外します

モジュラージャックの上

外すとLANケーブルを接続する部分が出てきます。

モジュラージャックの接続部

ワイヤの外皮を剥くと、中にツイスト線4組があります。

LANケーブルのツイスト線4組

“B"の色に合わせてワイヤを上から押し込みます。

モジュラージャックにLANケーブルを挿し込む

ワイヤを下まで押し込むのに、外した青い部品を使います(写真の上の出っ張った部分)。

はみだした線をニッパーで切って、青い部品をつけると完成です。青い部品で線を抑え込むようになっているので、これがうまくはまらない時は線をもう一度押し込んでみましょう。

導通の確認

両側にぐっとすを取り付けたら、枠にはめる前に導通チェックをします。LANケーブルの自作キット等に付属しているチェッカーを使うと簡単です。

LANケーブル自作の方法はこちらをご覧ください。

関連記事:LANケーブルをスッキリ配線 ロードバーがない自作キットで安価に作る

ぐっとすにLANケーブルを取り付けてそこにチェッカを付けます。下の写真はケーブルのチェックをしている所ですが、右側と左側は分離できます。

緑色のランプが1から8まで順に点灯したらOKです。FANCボタンはちょっと強めに押すのがコツです。

導通がOKなら枠に取り付けます。

まとめ

最初にやり始めてから線を通し終わるまで、2か月ぐらいかかってしまいました。ケチらずに最初から通線ワイヤを使えばよかったと反省しきりです。

実はケーブルの購入も失敗していて、最初から50mケーブルを買っていれば3,000円ぐらいで済んだのに20mを3本買ったので1,300円*3=3,900円かかり、さらに安かったのでフラットケーブルを買ったら線が細くて"ぐっとす"に接続できませんでした

今回かかった費用は、

計 : \14,752