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nasne(ナスネ)とHDDレコーダーを比較 どちらがお得?

2021年8月16日

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新BUFFALO製nasneで変わったこと

2021年3月に新しいnasneがBUFFALOから発売されました。
・内蔵ストレージ容量は2TB
・外付けストレージ最大容量は6TB
・EXT HDD端子とLAN端子の位置が上下逆
・B-CASカードはminiタイプ
・PS3/PS Vita/PS Vita TV用のtorneには非対応
・Video & TV SideView には非対応
詳しくはこちら⇒元祖Sony製と新Buffalo製のnasneを比較

初めてnasne を購入したのは2015年、我が家ではnasneを2台使っています。1台は自分用、もう1台は子供用で、nasneを購入した理由は、

  • 外出先(特に海外)で日本のテレビや録画番組を見たい
  • 使っていたDIGAのディスクドライブが壊れたので、ドライブ別体で使えるレコーダーが欲しい

です。

関連記事:海外で日本のテレビと録画した番組をナスネ(nasne)で見る

でも nasne + PC TV Plusicon だと高速ダビングや編集ができないので、そろそろHDDレコーダーを買い換えようかと調べていたら、Panasonicは「おうちクラウドDIGA」という名前でスマホを使った外出先での視聴やファイルサーバー機能を訴求しています。

一方、Sonyは4K UHDと予約の便利さをメインに訴求しており、もちろん宅外視聴の機能があるのですが、こちらはnasneの方で訴求しています。

たぶん nasne の粗利率が高い(軽く50%以上はありそう)ので、外出先で視聴したい人にはnasneを売っていくという戦略なんでしょうねw。

良い機会なので、nasneとBD/DVDレコーダのどちらが良いのか比較してみた結果、既にPS4 Proとnasneを持っている私にとっては、Sony製のHDDレコーダーを購入して「レコxトルネ」で連携させるのがベストとなりました。

2020.10.15追記
2019年11月にSonyから4Kチューナー内蔵BDレコーダーが発売され、2020年10月のプライムデーにBDZ-FBW2000を購入しました。
torne(トルネ)に登録したときの記事はこちらです。
関連記事:torne(トルネ)PS4版の「レコxトルネ」にBDレコーダーを登録する方法

今から買うなら4K/HDR対応がほしい

最近お店に並んでいるテレビを見ると、「4K」とか「HDR」という文字を目にしますね。

「4K」というのは画面のきめ細かさを表していて、4kテレビは3840×2160ドットで表示されます。横が約4,000ドットなので「4K」と呼ばれていて、現在のハイビジョン放送の1,920×1,080ドット(または1,440×1,080ドット)の4倍の細かさです。

「HDR(High Dynamic Range)」は、従来に比べて明るさの幅が増え、より豊かな色彩を表現する技術です。

この二つに対応した放送が2018年12月に始まり、家庭で見れるようになります。

でも現在すでに一部の動画配信サービス(Netflixamazonプライムビデオなど)や、PS4 Pro対応のゲーム、「Ultra HD ブルーレイ」規格のディスク/プレーヤーは「4K」と「HDR」に対応しているので、4K/HDR対応のテレビで見るとその良さを体感することができますね。

我が家のテレビは普通の2Kテレビですが、将来買い替える時は4K/HDR対応のテレビにすると思うので、今からHDDレコーダーを買うなら4K/HDR対応を選びます。

nasne(ナスネ)は4K/HDRに未対応

nasneは地デジ・BS/110°CSチューナーが各1つ付いているHDDレコーダーで、ファイルサーバー・メディアサーバー機能があります。

Panasonic や Sony のHDDレコーダーとの違いは、

  • テレビに直接接続できず、ホームネットワークが必要
  • ディスクドライブがなく、BD/DVD作成はPCと有料ソフト(PC TV Plusicon)が必要
  • 番組編集ができない
  • 4K/HDRに未対応

といったところで、4K/HDRには対応していません。

nasne(ナスネ)のメリットは外出先からの簡単操作

nasneを使う一番のメリットは、なんといってもスマホを使った簡単操作です。

  • テレビ・録画番組を見る、録画予約をする
  • 音楽を聴く、動画・写真を見る*1
  • ファイルサーバーとして使う*1

ということが、自宅はもちろん外出先でスマホを使って簡単にできます。

4K画面のスマホはまだなく(*2)性能的には十分なので、出張や旅行が多い方は1台あるととても便利です。

*1 Android端末で「nasne access」アプリを使用した場合にのみ可能
*2 HDR対応画面のスマホはあります(2018年11月の管理人調査による)

関連記事:PS4/スマホでテレビを録画! nasne(ナスネ)の使い方

4K放送を録画するには4K対応のチューナーかレコーダーが必要

4K放送を録画する方法としては、

  • 4Kチューナー内蔵のレコーダー
  • 4KチューナーにHDDを外付け(BDには保存できない)

という選択肢ですね(2018年11月の管理人調査による)。

現在、BS放送/110°CS放送の全てのチャンネルを問題なく受信できている場合は、それに4Kチューナーを接続すれば次の6チャンネルを視聴することができます。
BS朝日4K / BSテレ東4K / BS日テレ / NHKBS4K / BS-TBS4K / BSフジ4K
※「BS日テレ」は平成31年12月放送開始予定

詳しくはこちら:(総務省)新4K8K衛星放送に参入する事業者

nasne(ナスネ)と Sony製HDDレコーダーの比較

nasne と sony製「Ultra HD ブルーレイ」対応HDDレコーダーを比較してみます。

概算価格は2018年11月11日管理人調査時点の価格です。

 BDZ-FT3000BDZ-FW2000nasne
チューナー (地デジ・BS・110°CS)321
HDD容量3TB2TB1TB
無線LAN×
ディスクドライブ記録:BD/DVD 再生:BD/DVD/CD×
Ultra HD ブルーレイ×
HDMI AV出力×
映像入力×
アナログ音声入力×
リモコン *1IR(赤外線)Bluetooth
スマホアプリ再生*2有料
概算価格84,000円59,000円24,000円

*1 nasne の リモコンは、PS4でtorneを使ったときを想定して記載
*2 レコーダーはVideo & TV SideView、nasneはtorne mobilenasne access(Andriodのみ)などを使います。

チューナーと記録容量で比べると、BDZ-FW2000 は nasne の2倍BDZ-FT30003倍です。

nasne を複数台買ったときと比べてみると、その価格差は

  • BDZ-FW2000:59,000円 – 24,000円*2 = 11,000円
  • BDZ-FT3000:84,000円 – 24,000円*3 = 12,000円

なので、この11,000~12,000円が、次の様な機能差の価格になります。

  • ディスクドライブ(UHD ブルーレイ対応/高速ダビング)
  • 映像/アナログ音声入力
  • WiFi対応
  • 直接テレビに接続できる
  • タイトル分割/結合などの編集機能
  • ビデオカメラからのダビング機能

Sony製の「UHD ブルーレイ」プレーヤー UBP-X700 が26,000円位しますから、「Ultra HD ブルーレイ」をみたいならHDDレコーダー買った方がお得だよね!

という結果です。

Sony製のHDDレコーダーでは、

  • ディスクドライブが壊れた時は、PC TV Plusicon(約3,000円)を購入すれば、PCのドライブを使ってBDに保存できる
  • PS4 + nasne + torne で操作することも可能(有料機能の「レコ×トルネ(約1,800円)」が必要)

なので、Sony製のHDDレコーダーは「4K/HDR対応」と「ディスクドライブ」があるnasneの上位機種という位置付けと考えていいでしょう。

2020.10.15追記
2019年11月にSonyから4Kチューナー内蔵BDレコーダーが発売されました。

nasne(ナスネ)と Panasonic製 おうちクラウドDIGA を比較

Panasonic の「おうちクラウドDIGA」は、最低価格のモデルでもチューナーが3つ搭載されており、Google Homeと連携できるというのが大きな特徴です。

「Ultra HD ブルーレイ」対応モデルは、4Kチューナー内蔵を除くと1モデル(DMR-UBZ2060)で、価格はSonyのBDZ-FT3000とほぼ同じですが、HDD容量が1TB少なくなっています。

また取扱説明書を見る限り、放送中の番組をスマホで見ることはできないようですが、スマホアプリでの録画番組試聴は無料になっています。

概算価格は2018年11月11日管理人調査時点の価格です。

 DMR-UBZ2060DMR-BRT2060nasne
チューナー (地デジ・BS・110°CS)31
HDD容量2TB1TB
無線LAN×
ディスクドライブ記録:BD/DVD 再生:BD/DVD/CD×
Ultra HD ブルーレイ×
HDMI AV出力×
映像入力×
アナログ音声入力×
リモコン *1IR(赤外線)Bluetooth
スマホアプリ再生無料有料
概算価格85,000円78,000円24,000円

*1 nasne の リモコンは、PS4でtorneを使ったときを想定して記載

まとめ

4K/HDRという高画質を自宅でテレビを楽しむことを考えると、4K/HDR対応のHDDレコーダーを使うのがおすすめです。

一方、外出先でスマホでTVを見ることが多い場合は、nasneに2TBの外付けHDDを追加すると使い易いです。

ではどちらを選ぶ!?

両方あるのが一番便利です!(笑)

私は PS4 PronasnePC TV Plusiconを持っているので、Sony製のHDDレコーダーを買い足して「レコ×トルネ」機能で連携し、torneの快適操作を使いつつ、Ultra HD ブルーレイを試聴するのが最良の選択肢といえそうです。

2020.10.15追記
2020年10月のプライムデーに4Kチューナー内蔵BDレコーダーBDZ-FBW2000を購入しました。

関連記事:PS4/スマホでテレビを録画! nasne(ナスネ)の使い方
関連記事:nasne(ナスネ)に外付HDDを増設する方法