サブウーファー用のケーブルを安価に自作 モガミ2534とREAN NYS373-2で音質改善
久しぶりにStarWarsが見たくなってDVDを再生したら、どうもセリフが聞こえてこない・・・THXモードでセンタースピーカーから音が出なくなってしまった様です。
仕方ないので修理に出す事にして接続ケーブルを外していたら、サブウーファーのケーブルが結構細い。
買った時に付属していたのをそのまま使っていたので、ケーブル変えて音が変わるか試してみることにしました。
探してみるとMONSTER CABLEとか色々あるんですが、良さそうなのはどれも1万円以上します。
サブウーファーは10年以上前に買ったYAMAHAのYST-SW105で確か2万円もしなかったはずなので、それに1万円のケーブル使ってもな〜ということで、自作してみることにしました。
ケーブルはモガミ2534、RCAコネクタはREANのNYS373-2というのを使った結果、今までより迫力のある音になりました。
モガミ2534ケーブルとREAN NYS373-2プラグを選定
ケーブルは BELDEN8412 か モガミ2534 が良さそうで、単純に値段の安い方の モガミ2534 を選定。
2534はOFC(無酸素銅)を使った4芯ケーブルです。
プラグはREANのNYS373-2にしました。
値段を色々調べた結果、サウンドハウスが一番安かったのでこちらで購入。
1500円以上の購入で送料が無料で、ケーブル6mとプラグ2個、計\1,704(税込)です。
ケーブルを作成するための道具を準備
ケーブルを作成するための道具を準備します。
- ワイヤーの外皮を剥くワイヤーストリッパー(無ければカッターとニッパー)
- 長さを測る定規
- はんだごて&はんだ
- ハウジングをねじ込むためのスパナ(対辺10mm)
- 導通を確認するテスターまたはマルチメーター
があると、作業がスムーズに進みます。
取説を入手して作成開始
プラグの取説を入手してそれに沿って進めます。
プラグは3つのパーツに分かれています。
最初にケーブルをボディに通します。
ケーブルの先端から8mmのところで外側の被覆を剥きます。
中にケーブルが4本。青をホット、白をコールドにしたので、白を根元の方で剥きます。
白をグランド線の方に寄せて、青を先端から3mmの所で剥きます。
グランドと白をまとめて、外皮のあるところから6mmに、青は2本束ねてそれぞれをはんだあげします。
そのあとコネクタにはんだ付け、結構やりにくいです。
はんだ付けは下手なので自分としては付いていればOK。
マルチメーターで導通チェックとショートをチェックします。
プラグフィンガーを取り付けます。
ハウジングをコネクタに取り付けます。
プラグフィンガーを乗り上げるあたりは少し強めに押さないと入りません。
最後コネクタにハウジングをねじ込むのですが、コネクタにスパナカットがあるので、10mmのスパナで回すことができます。
完成しました。
まとめ
アンプが修理から帰ってきたので今までの細いケーブルと聞き比べをしました。
新しいケーブルは モガミ2534 、プラグはREANのNYS373-2です。
結果は、同じボリュームに設定すると段違いに大きな音が出る様になり、音質の差も歴然!
細いケーブルは、電気信号が大きく劣化していたんですね〜。
”良い音で聴くためには良いケーブルを使うことが大事”ということを改めて認識しました。
ケーブルとコネクタはサウンドハウスで購入しました。