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foobar2000のシンプルで使いやすい画面レイアウトを設定する

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パソコンで音楽を再生するのにfoobar2000を使っています。
スマホで聞くためのFLAC変換も簡単にできるので、とっても便利です。

新しいWindows11パソコンにfoobar2000をインストールした際、旧Win8.1パソコンと同じ環境にするのに手間取ったので、備忘録として紹介します。

画面は左側がアーチスト別のアルバムリスト、右側にアルバムアートと曲名とシンプルなレイアウト。
フォルダ構成に準じてアルバムリストを表示するので、ファイル形式別(flac, wav, wv)に再生できる使いやすいUIです。

foobar2000のレイアウト

本記事ではこのレイアウトを作る手順をご紹介します。
※foobar2000のバージョンは Microsoft store版v1.6.11 です。
※データが[\アーチスト名\アルバム名]フォルダに入っていることが前提です。 

FLAC変換の設定はこちらの記事で紹介しています。
foobar2000でflacへの変換を設定する

foobar2000のデフォルトUIはちょっと使いにくい

下はfoobar2000のデフォルトユーザーインターフェイス(UI)の一例です。

Columns UI をインストール

Media Libraryにflac, wav, wavと3つの形式を保存しているため、
・同じ曲が2つ並んでいて、2回ずつ再生される
・wavファイルを再生するといった選択ができない
と使いにくいです。

でも冒頭のUIに変更すると、コーデック(ファイル形式)ごとにアルバムを表示して再生することができます。

foobar2000のレイアウト

foobar2000のインストール方法は2通り

foobar2000 のインストール方法は、
・Microsoft Storeでインストール
・公式サイトからインストール用ファイルをダウンロードして実行
の2通りがあります。

後からいろいろカスタマイズするのなら、インストールフォルダの読み書きが簡単な公式サイトのインストールファイルを使ったほうが良いかもしません。

しかし、本記事でご紹介する方法はどちらでも大丈夫です。

foobar2000のWindows用DLページへのリンク

「Columns UI」と「Album Panel List」を導入する

foobar2000用のユーザーインターフェイスコンポーネントである「Clumns UI」と「Album Panel List」をインストールして、foobar2000のレイアウトを変更します。

「Columns UI」と「Album Panel List」のダウンロード

Clumns UIのサイトから安定した最新のバージョンをダウンロードします。

Columns UI のwebサイト

Columns UIの公式サイト

Download の少し下の Latest stable version(この画面ではVersion 1.7.0)をクリックするとダウンロードできます。
ダウンロード先のフォルダはどこでもOKです。

同様に「Album List Panel」もダウンロードします。
上の画面左側、「Column UI」の下にある「Album Panel List」をクリックすると、ダウンロードページになります。
こちらも最新の安定したバージョンをダウンロードしましょう。

Album panel List のダウンロードはこちら

「Columns UI」をインストールする

Columns UI をインストール

foober2000のFile – Preference からComponentsを選択し、Installボタンをクリックします。

Columns UI をインストール

ダウンロードしたファイルを選択して「開く」をクリックします。

Columns UI をインストール

本当にインストールしますか?と聞かれるので、「OK」クリックします。

Columns UI をインストール

foo_ui_clumns が表示されるので、これを選択して「Apply」をクリックします。

Columns UI をインストール

foobar2000をリスタートするけど続けますか?ときかれるので「OK」をクリックします。

Columns UI をインストール

使用するユーザーインターフェイスを聞かれるので、「Columns UI」を選択して「OK」をクリックします、

Columns UI をインストール

Layout:Playlist switcher + Filters + Item details + artwark
Theming:No
Playlist grouping and artwark:Groups(With artwark)
を選択して「OK」をクリックします。

Columns UI をインストール

上の様に、ジャンル、アーチスト、アルバムでフィルタリングされてアートワークが表示された画面になります。
複数形式のファイルを保存していなければ、これでも問題なく使えそうです。
(アートワークを表示するには、曲のデータにアートワークが含まれている必要があります)

「Album List Panel」をインストールする

「Album List Panel」のインストールは、先ほどの「Columns UI」とファイルが異なるだけ。
同様にインストールを行います。

レイアウトを設定する

Album List の設定

File – Preference 画面で Layout に Album List を追加して、不要な表示を消していきます。

Layoutの設定

上の設定が完成形です。

最初のLayoutの中身

上が最初の状態で、ここにまず「Album List」を追加します。

Album Listを追加

Horizontal splitter を右クリックして、Insert panel – Panels – Album list をクリックします。

Album Listを上に移動する

追加した「Album list」が一番下に表示されているので、これを一番上の「Horizontal splitter」の下に移動します。
「Album list」を右クリックして「Move up」をクリック、2回繰り返します。
「Show caption」にレ点が入っていることを確認しておきましょう。
「Locked」にレ点を入れると画面サイズを変更したときに横幅が固定されるので、お好みでどうぞ。

不要な表示を消す

続いて不要な表示を消していきます。
まずは「Album List」の下の「Vertical splitter」を右クリックして「Remove panel」をクリックします。

不要な表示を消す

次に「Vertical splitter」の下にある「Horizontal splitter」を右クリックして「Remove panel」をクリックします。
[Apply] – [OK] と順にクリックして終了です。

Album List のView設定

Album List の表示を変更します。
「Album List」と表示されている辺りを右クリックして、View – by directory structure をクリックします。

Album List の表示が変わった

Album Listの表示が変わりました。

Columnの追加

複数のファイル形式で保存したときに見分けるため、CODECの表示を追加します。

CODECの表示

File – Preference 画面で Playlist view を選択。
Column – Optionsで[New]をクリックして、タイトルにCODEC(好きな名称でOK)と入力します。

CODECの表示

Display script に %codec% と入力して[Apply] – [OK] とクリックします。

ビットレート(%bitrate%)やサンプリングレート(%samplerate%)も表示できます。

まとめ

音楽ファイルって、アルバムごとにフォルダを分けて保存することが多いですよね。

foobar2000ではAlbum Listをフォルダ構成に基づいた表示にすれば、コーデックごとにアルバムを分けて表示することができます。
※コーデックごとにフォルダを分けて保存しておくなどの対応が必要です。

本設定を行うにあたり、次のwebサイトを参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。
foobar2000 日本語 Wiki
ハウツーIT

FLAC変換の設定はこちらの記事で紹介しています。
foobar2000でflacへの変換を設定する