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テレビアンテナの配線を見直して受信感度は改善できる?

2019年3月16日

テレビアンテナの設置が終わりナスネの録画で直虎を見ていたら、たまに画面がフリーズしてセリフが聞こえない!

なんでかな〜と思ってしばらく放置していたら、朝起きてテレビをつけた時にしばらく”おはよん”が映らない・・・

なんとかしなきゃとブースターのゲインを最大にして今のところ問題ないですが、適切な状態なのか気になるので調べて改善することにします。

画面がたまにフリーズする原因

予測される原因は、

  1. アンテナの受信感度が低い
  2. 空き端子からノイズが入る

といったあたりだと思われるので、これらを対策してみます。

現在の配線状態

地デジとBS/CSアンテナからの信号はブースターで混合した後に4分配器を経て各部屋に配線され、リビング以外の3部屋のうち2部屋はテレビを接続、1部屋は未接続の空き端子になっています。

映りが問題のリビングは、下図の様に3分配器からは、ナスネ – トルネ – テレビ、DVDレコーダー、空き端子です。

赤:地デジ、BS/CS混合 青:地デジ 緑:BS/CS

分配器の影響を調べる

テレビのアンテナ受信レベルは、アンテナ・ブースターの性能だけでなく、分配数でも変わります。

要するに、3分配したら1/3、4分配したら1/4に信号のレベルは落ちてしまうのです。

この分配器の影響を調べるために、ナスネのアンテナレベルを壁に直接つないだ場合と比較してみます。ナスネのアンテナレベル表示は最大が80です。

リビングで使用している分配器はCD-3Pで、地デジ周波数帯の分配損失は7dB以下となっています。

分配器の仕様↓

nasneのアンテナレベル表示↓

測定結果↓

TOKYO MXとテレビ朝日が低い値になっています。この2つが他と同じレベルになればまずは良さそうです。分配器の有無による差はほとんどありませんでした。

空き端子に終端抵抗(ダミー抵抗)を付ける

空き端子に機器を接続せずそのままにしておくと、そこからノイズが入ったり電波が反射して悪さをするそうです。それを防ぐために空になっている2か所に終端抵抗を付けてみます。

 

現物はこんな感じです。

空き端子の2か所に付けてみましたがレベルは変化せず・・・

まとめ

分配器、終端抵抗の各々の確認では改善が見られませんでしたが、色々いじった翌日の朝にもう一度レベルを確認してみると、なぜかテレビ朝日の感度が上がっていました。

分配器有、終端抵抗ありの状態です。

時間帯によるレベルの差はあると思いますが、アンテナケーブルを差し替えたりする中で接続箇所での接触状態が変わって改善したのかもしれません。

このレベルであれば画面がフリーズすることは防げそうなので、しばらくこの状態で様子を見ることにします。