*** 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています ***

『うるさくてゴメンねLIVE』を聴く|鳴瀬善博のセッションバンド

先日久しぶりに『GUITAR WORKSHOP Vol.1』を聴いて、ナルチョ(鳴瀬善博)が参加していたことに驚きました。
関連記事:『GUITAR WORKSHOP Vol.1』を聴く|フュージョン初期の名盤

そういえば、ナルチョのCD持ったな〜と探し出しましたよ!
『うるゴメ』と『STIMULUS』。

今はもうCD入手するのが難しいですが、
Apple music
amazon music
等で配信していますね。

今回は改めて『うるゴメ』CDを聴きながら、色々と調べてみたことをご紹介します。

『うるさくてゴメンねLIVE』とは?

筆者所有CDライナーノーツより

鳴瀬喜博がリーダーのセッション・バンド「うるさくてゴメンねBAND」。
このアルバムには、1987年3月30日と4月2日に渋谷「LIVE IN」で行われたライブ演奏が収録されています。

鳴瀬善博名義のアルバムになっていますが、ライナーノーツには「うるさくてゴメンねBAND」と書いてあり、メンバーは次の6人です。
・鳴瀬喜博(37):Bass
・そうる透(28):DRUMS
・松本孝弘(26):GUITAR
・山田信夫(23):VOCALS
・カルメン・マキ(35):VOCALS
・難波弘之(33):KEYBOADS
()は当時の年齢

鳴瀬はカシオペアに加入する3年前、松本はB’zを結成する1年前です。

山田は「Courtesy of COLOMBIA Records」で、この後スーパー戦隊シリーズの主題歌を歌われたんですね。

難波はゲストという扱いで「Courtesy of R.V.C Records」、そうる透と過去に「SENS OF WONDER」で一緒に活動していました。

カルメン・マキは「oz」が有名でしたが、当時は既に解散してたんですね。
鳴瀬が初代ベーシストでした。

余談

私が持っているCDのライナーノーツには、バンドメンバーが記載されていないんです!
よーく探してみたらなんと帯にローマ字で(笑)。

『うるさくてゴメンねLIVE』の曲目

10曲収録されていて
・オリジナル6曲
・カバー4曲。
「SIXTY SICKS」はCharが作詞・作曲です。

  1. GOT TO GET YOU INTO MY LIFE 3:18
  2. SIXTY SICKS 5:28
  3. UNDER MY FEET 5:31
  4. HARD LOVE 6:37
  5. STORM BELT 3:09
  6. ONE 4:43
  7. I’LL BE STANDING BY 5:51
  8. UNFINISHED BUSINESS 5:15
  9. ROCK’N ROLL CHILDREN 8:34
  10. FALLING TIDE 3:51

GOT TO GET YOU INTO MY LIFE|3:18

(John Lennon & Paul McCartney)

1966年に発売されたBeatles『リボルバー』に収録された作品のカバーです。

左側で弾いてるギターのディレイが右で鳴ってるのは、全体通して同じ様です。

Vo(山田)、ギター、ベース、ドラムの構成。

Beatlesのオリジナルもサブスクで聴けます
Apple Musicで『リボルバー』を聴く
amazon musicで『リボルバー』を聴く

SIXTY SICKS|5:28

(Hisato Takenaka)

作詞・作曲はChar。
このバンドのために書き下ろされてた曲ですね。

キーボードから始まるイントロ、それに重なるギターのリフが格好いいです!

UNDER MY FEET|5:31

(Saori Asaba – Yoshihiro Naruse)

鳴瀬善博のソロアルバム『STIMULUS』に収録されているオリジナル曲。
こちらでは「作曲:鳴瀬善博・緒方泰男」と表記が違っています。

『STIMULUS』もサブスクで聴けます
Apple Musicで『STIMULUS』を聴く
amazon musicで『STIMULUS』を聴く

HARD LOVE(Baby You & I)|6:37

(Casey Rankin – Yoshihiro Naruse)

「SHOGUN」に在籍していたケーシー・ランキン(2009年没)作詞、鳴瀬善博作曲のロック・バラード。

STORM BELT|3:09

(Takahiro Matsumoto)

松本孝弘作曲のハードロック調インストロメンタル。

ONE|4:43

(Harry Nilsson)

1968年にハリー・ニルソン作詞作曲の「One」をカバー。

オリジナルはハリー・ニルソンの公式Youtubeチャンネルで聴けますね。

Youtube>Harry Nilsson – One (Audio)

I’LL BE STANDING BY|5:51

(Rod Price – Dave Peverett)

イギリスのロックバンド「Foghat」の『Night Shift (1976年)』に収録された曲のカバー。

UNFINISHED BUSINESS|5:15

(Dwight Waldron – Yoshihiro Naruse)

作曲:鳴瀬善博のオリジナル曲ですが、作詞の方は知らないです。

ようやくナルチョのチョッパーがバリバリ出てきます!

ROCK’N ROLL CHILDREN|8:34

(C.Appice – R.Day – T.Bogert – J.McCarty)

CACTUSの『One Way… or Another(1971)』に収録された曲のカバー。

FALLING TIDE|3:51

(Takahiro Matsumoto)

松本孝弘作曲のインストロメンタル。

まとめ

買った当時はなんとなく聴いていたCD。
20年以上経って、作詞・作曲者や演奏者を改めて確認し調べながら聴くと、色々な発見がありますね。

『うるさくてゴメンねLIVE』を改めて聴いて一番驚いたのは、B’zの松本孝弘がギターだったこと。
当時は「このギターの人は知らない」でしたから(笑)。

まさかナルチョがカシオペアに入るなんて思ってもいませんでしたよ。
(そもそも桜井哲夫が抜けると思ってなかったからね)

今はもう『うるさくてゴメンねLIVE』のCDを入手するのは難しいですが、
Apple music
amazon music
等のサブスク配信で聴けるので、是非聞いてみてください。