格安SIM・スマホに乗り換え 通信料金は年10万円節約できる?

2018年10月2日

格安SIMや格安スマホって何だろう? スマホ代が安くなるみたいで試してみたいけど、よくわかんないな〜 という人が結構多いと思います。

これを上手く使えば、携帯・スマホの通信料金を節約することができ、実際我が家では5人家族でひと月の通信料金は現在約1万円です(合計のデータ通信枠は16GB、端末代・通話料を除く)。

工夫すればもっと下げられるのですが、子供の成長に合わせて最適なものを選んだりしてるので、現状を整理しながら次の展開を考えています。

格安SIMを上手く使いこなせれば、家計が楽になるので、私の経験をもとに格安SIMの始め方をご紹介します。

我が家の携帯・スマホ料金

我が家は5人家族で、子供は大学生、高校生、中学生の3人です。

携帯・スマホはみんなで、

  1. ガラケー3台
  2. スマホ4台(うち2台はデータ通信のみ)
  3. モバイルルーター1台

を使っています。

通話料を除いた通信料は、a 3,930/月、b+c 6,754円、計10,684円(税込)、データ量16GB です。(2017/11/14記事公開時点)

格安SIM・格安スマホとは

格安SIM

携帯電話・スマートフォンで電話やインターネットをするには、SIMカードが必要になります(Wi-Fi接続時を除く)。

SIMカードには電話番号や通信会社などの情報が入っていて、契約内容はSIMカードによって識別されます。

大手キャリアと呼ばれる NTT docomo / au / SoftBank は通信するための基地局などの通信網を自社で持っているのに対し、楽天モバイル/IIJmio/UQmobileなどは自社の通信網を持たずにNTT docomo や au の通信網を借りて運用しています。

これらの「通信網を借りて安価で通信サービスを提供している会社」のSIMカード・通信サービスを一般的に格安SIMと呼んでいます。

格安スマホ

格安SIMとスマートフォンを組み合わせたものを、格安スマホと呼んでいます。

通信事業者が提供しているものだけでなく、今使っているスマホをそのまま使ったり、自分で買った物を使うこともできます(詳しくは後述)。

格安SIMで使えるスマホは?

格安SIMの通信事業者は、ほとんどがNTT docomo かau の回線を借りているので、今どちらかをお使いならそれと同じ回線を選んで契約すれば、ほぼそのままスマホが使えます。

大手キャリアのスマホをそのまま使う

大手キャリアから格安SIMに乗り換える場合、現在使用中のスマホがそのまま使えると出費を抑えることができますね。

但し大手キャリアのスマホは「SIMロック」という他社の回線で使用できない状態になっているので、格安SIMで使用するには、

  1. 現在契約中の大手キャリアと同じ回線を使う格安SIMを選ぶ
  2. 解約前にSIMロックを解除しておく

ということが必要です。

1.の具体例としては、NTT docomoからの乗り換えであれば、IIJmioのプランD、auからであればUQmobileを選ぶということです。

SIMフリー端末に変更する

SIMフリー端末というのはSIMロックされていないスマホやタブレットで、どこの通信会社でも使用できます。

格安スマホ会社で購入できるHUAWEI/ZenFoneや、Appleストアで購入するiPhoneはSIMフリー端末です。

格安SIMのメリットとデメリット

格安SIMのメリットとデメリットを整理します。

自分に合わないと思ったら、「使いこなせれば節約できる!!」と思って考えてみましょう。

メリット

月々の費用が安くなる

データ通信用で1000円/月、音声通話+データ通信用で2000円/月程度から始められます(端末費用を除く)。

SIMフリーのスマホを自分で購入して使用できる

SIMフリーのスマホがあれば、全ての格安SIMが選択肢になります。

海外旅行の際に現地のSIMカードも使えるので、電波に対応していれば海外での通信費を安く抑えることができますが、現地の電波に端末が対応している必要があります。

今使っているスマホをそのまま使える

スマホを買い替えると費用も掛かりますし、アプリのインストールや設定をやり直す手間も発生します。今使っているスマホをSIMロック解除すれば、ほとんどのスマホをそのまま格安SIMで使用できます。

2年契約にしなくて良い

音声通話用の格安SIMは最低使用期間(1年位)が設定されて、期間内の解約は手数料がかかりますが、データ通信用は手数料無しで解約できます。

なので、1カ月使って気に入らなければ解約しても解約手数料はかかりません。

デメリット

大手キャリアほどの通信速度が出ない

最近は通信速度がかなり向上しており、特にUQmobileは大手キャリアに匹敵する速度が出ることがあります。

但し回線によってはYoutubeなど動画を見る際に待ち時間が多くなったり再生できない時がたまにありますが、メールやホームページを見る分にはほとんど問題ありません。

キャリアメールは使えない

今使っている、@docomo.ne.jp などのキャリアメールは使えなくなるので、Gmailなどのメールを使うようにします。

今使っているスマホをそのまま使用できても制限が生じる場合がある

今使っている大手キャリアのスマホを使う場合、テザリングができないなどの制限が掛かる場合があります。

テザリングとは、スマートフォンをアクセスポイント(親機)として、ゲーム機器などをWi-Fiで接続できる機能です。

解約するときにかかる費用・注意点

格安SIMに乗り変える際には、今のスマホを解約することになります。但し、解約するのは「通話・通信」の契約であって、スマホ自体が使えなくなるのではありません。wifiに接続すれば、メールをしたりホームページを見ることができます。

今のスマホを格安SIMでも使う場合は動作確認をする

持っているスマホが候補の通信会社で動作するか確認します。各社ホームページで公開しています。

そのまま動作する場合でも、通信会社選択の幅を広げるために、SIMロックを解除をしておく事をお勧めします。

後でやろうと思っても、ドコモ、ソフトバンクは解約後90日でできなくなってしまいます。

契約期間を確認する

大手キャリアの契約は、料金を下げるためにほぼ2年契約になっていて、更新月以外で解約すると1万円程度の手数料が掛かります。

大抵のケースでは早く変更した方がメリットが有りますが、1カ月後が更新月だったら、それまで待った方がいいでしょう。

分割支払金の残額

スマホ代金が月賦になっていると、解約後も引き続き残債を支払う必要があります。

貯めたポイントが失効する。

何もしないでおくと貯めたポイントが使えなくなってしまいますが、Dカード、au WALLETカードを作っておくとそこでポイントを維持しておくことができます。

これらの解約に掛かる費用は事前に確認しておきましょう。各社のサポートに問い合わせれば教えてくれます。

格安SIMの選び方

SIMのタイプ

1 音声通話対応SIM

大手キャリアと同様の電話回線を利用した通話と、SMS、データ通信(LINEやメールなど)ができます。

今使っているスマホの電話番号を変えない場合は、MNPを使ってこのタイプにします。

2 SMS対応データ通信SIM

データ通信とSMSができるタイプです。

IP電話アプリを使えば通話する事ができるので、電話番号が変わっても良い場合や初めてスマホを使う方は、これによって月々の費用を減らす事ができます。SMSができるのでLINEも問題なく使用できます。

ただしIP電話は緊急通報ができないので、音声通話SIMを選んだ方が良いと思います。

3 データ通信専用SIM

データ通信のみが可能なタイプです。IP電話アプリでの通話は出来ますが、SMSができないのでLINEなどSMSでの認証が必要なアプリを使う場合は、他のSMS手段が必要になります。

SIMの大きさ

SIMは大きい方から 標準SIM、microSIM、nanoSIM の3種類があります。スマホによって使用するサイズが決まっています。

↓SIMはこんな形

SIM

iPhone は nanoSIM です。

今後は一番小さいnanoSIM対応のスマホが増えてくると思いますので、nanoSIMで契約してSIMアダプターでサイズを調整する方法もよいと思います。

使用したいスマホが各社で動作するか確認する際に、SIMの大きさも調べられます。

おすすめのプランは?

一人、家族でとパターンによっていくつか選択肢がありますが、最近は友人同士だとLINEなどの無料通話アプリを使うケースが増えています。

特に子供を見ていると、ほとんど電話はしていませんね。電話をかけることが少なければ、かけ放題プランにする必要はありませんので、費用を抑えることができます。

IIJmio

NTTdocomo、au各々の回線を使ったプランがあり、おすすめはファミリーシェアプラン データ量12GB、3,260円~(税抜)です。

SIMカードは最大10枚まで増やせて、全てのSIMで12GBをシェアできます。足りなければ20GB、30GBの追加プランがあり、最大62GBまで使えます。

家族みんなで使うと特にメリットがあり、例えば4人で音声通話SIMを使った場合の毎月の通信料は、

計12GB 計32GB
データ通信12GB 2,560円 2,560円
音声通話機能付帯料(700円/枚) 2,800円 2,800円
20GBオプション 3,100円
合計 5,360円 8,460円

になります(税別、通話料除く、2018年8月26日現在の情報に更新しました)。

NTT docomo で同様に30GBのプランだと、通信料は約2万円になりますから、毎月1万円以上の節約になりますね。

音声通話SIMを12カ月以内に解約すると、「(12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円(税抜)」がかかります。

我が家では、長男、次女が使っています。

詳しくはこちら:IIJmio公式ページ

Biglobe

3/6/12/20/30GB のプランがあり、SIMカードは4枚まで追加することができます。

先と同様に4人で音声通話SIMを使った場合の毎月の通信料は、

計12GB 計30GB
データ通信+音声通話(1枚) 3,400円 7,450円
音声通話機能追加分(900円/枚) 2,700円 2,700円
合計 6,100円 10,150円

になります(税別、通話料除く、2017年11月10日現在)。

10GB以上はIIJmioより高いですが、6GBプランはこちらの方が安いです。

音声通話SIMを12ヶ月以内に解約した場合は、契約解除料(8,000円)がかかります。

我が家では妻が使っています。

詳しくはこちら:Biglobe公式ページ

UQ mobile

最近よくテレビで宣伝していますね。auの回線を使用していて、通信速度が早いです。

おすすめは、データ高速+音声通話プラン 1,680円/月(税別)です。

  • 月間データ容量3GBまで
  • 受信最大225Mbps(送信最大25Mbps)
  • 3GBを超えた場合は送受信最大200kbps

12ヶ月以内に解約した場合は、契約解除料(9,500円)がかかります。

我が家の長女が使っています。

詳しくはこちら:初期費用0円!格安スマホ【UQmobile】

※2018年8月26日追記:私も2018年8月にUQmobileのデータ通信プランを使い始めました。
関連記事:ASUS ZenFone 5 (ZE620KL) で UQmobile と IIJmio のデータ通信SIMを使う

まとめ

家族みんなでIIJmioBiglobeに乗り換えれば、大手キャリアに比べて年に10万円ぐらいの節約ができそうですが、通話が多い方はそれを含めて検討しましょう。

我が家の次女は中学生なので入学時に買ったガラケーとiPod touchを使っていますが、来年は高校生になるのでスマホを買ってあげる予定です。

その時にBiglobeは解約し、IIJmioに集約しようか・・・考え中です。

※2018年8月26日追記:次女はiPhone8でIIJmioにしました。