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LANケーブルをスッキリ配線 ロードバーがない自作キットで安価に作る

2020年10月13日

市販のLANケーブルは長さが決まっているので、長さが余った部分でどうしても配線がごちゃごちゃしてしまいます。

自分でコネクタの取り付けができると欲しい長さに合わせて配線がすっきりするので、こちらの記事で余ったLANケーブルと自作キットでやってみます。

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自作キットを購入

LANコネクタが50個入った4点セットに自作キットを購入しました。12点セットもありますがこれで十分です。

テスターの電池は付属していません(裏側に006P)。テスターは必須です。

ケーブルにコネクタを取り付ける

コネクタ付きケーブルの片方にコネクタを付けるので配線を合わせます。付いているコネクタはB配線だったので、次の様なピン配です。

  1. 橙白
  2. 緑白
  3. 青白
  4. 茶白

ケーブルを切ります。

中の線が2〜3cm出るように、この部分で挟んだ後にケーブルを1回転させ外側のビニールを切ります。

ケーブルにコネクタカバーを入れた後、線を真っ直ぐに伸ばします。

線を先の順番に並べてコネクタに挿入するのですが、線をガイドしてくれるロードバーがありません。安いから仕方ないですね。

線がばらけない様、色を順番に並べた後に根元をビニールテープで固定し、ワイヤの長さが13mmぐらいになるように切ります。

線をコネクタに差し込みます。コネクタの端子側から見て下側が1ピンです。

線の先端がガイドされたらビニールテープを剥がします。コネクタが抜けない様に指で抑えておきましょう。

線を奥まで押し込みピンをかしめてカバーを取り付けます。

導通チェック

チェッカーに線を取り付けて、緑色のランプ1〜8までが順に点灯すればOKです。配線が違っていると、ランプが付かなかったり点灯する順番がおかしくなります。

FANCボタンはちょっと強めに押さないと切り替わらないので注意が必要です。

ケーブルの両側を自分で取り付けてしまうと導通不良時にどちらのコネクタが不良なのかわかりません。

最初のうちは上手くできずに導通不良が多いと思うので、コネクタ付きの長い市販ケーブルを使って自作しましょう。

  • 片側は最初から付いているコネクタ
  • 反対側に自分でコネクタを付ける

という状態で導通チェックしケーブルを完成させれば、次に切ってコネクタをつける時に反対側はOKだとわかっているので、不良になったらその時付けたコネクタを直せばよいとわかります。

まとめ

この自作キットに付属しているコネクタは、ロードバーがないので線を挿すのがちょっと難しいです。

別でロードバー付きのコネクタを準備するのであればこのようなものがありますが、ちょっとコストは上がってしまうので、自信が無いときは市販の短いものを購入した方が安く済みます。

必要な本数も考慮して、自分の状況にどちらが適しているか考えて、やってみましょう。

余談 端子圧着の構造

端子を圧着する仕組みがどうなっているのか興味があったので、観察してみました。

かしめの工具は写真の銀色の部分が上下に動いて8個のピンを押すようになっています。

一方、コネクタはどうなっているか観察したら、ピンの部分は樹脂から少し浮いた状態になっていました。

ピンのワイヤ側は尖った3個の山があり、押されてこの尖った部分がワイヤに刺さり導通する仕組みでした。