DENONのAVレシーバーでハイレゾを聴く NASとUSBメモリを使う方法
昨年購入したAVレシーバーを、昔のアンプ感覚で使って音楽を聴いているのですが、使い方が間違ってる! ということに気づきました。
普段はDVD観たり、iTune に取り込んでnasneに保存した音楽をPS4で再生したり。
特に音楽を聴くことに関しては、
- PS4でCD再生できなくなったので、CDは最近全然聴いてない。
- nasneに入れた圧縮音源をPS4で再生すると音が今ひとつな感じ
といったことで、音楽を聴く機会が減っていました。
でも最近のAVレシーバー(アンプ)には、昔と違ったとても便利な機能があるんですね。
それは、NASやUSBメモリ内データの再生です。
リッピングした曲やハイレゾ音源をNASやUSBメモリに保存して再生すれば、AVレシーバーだけでCD相当以上の音質で音楽を聴くことができるんです!
早速我が家のAVレシーバー(DENONのAVR-X2400H-K)で試してみました。
WAV/FLAC/ALACは192kHz/24bit、DSDは5.6MHzまでのハイレゾ音源にも対応しています。
ハイレゾ音源をAVレシーバー(AVR-X2400H-K)で聴く方法
40年前からステレオで音楽を聴いているので、レコード、カセットテープ、CD、MD、DVDなどの
プレーヤーとアンプをケーブルでつないで音楽を聴く
っていう固定観念があるんですよね。
でも今は音楽配信やハイレゾ音源のダウンロード販売が一般的になっているので、
音源データを再生する
といった、USBメモリ や NAS (メディアサーバー)に入れたデータを読み込んで再生する機能を持つAVレシーバーやアンプが増えていて、DENONのAVR-X2400H-Kもそういう機能があります。
AVレシーバー(アンプ)にUSB端子やネットワーク機能がない場合は、PS4などのクライアント機器や、パソコンに付けたUSB DACから光デジタルケーブル等でAVレシーバー(アンプ)に接続すれば、音源データを聴くことができます。
USBメモリやNASには数千曲を保存できる
例えば、FLACというCD音質相当のフォーマットでは、およそ下表の曲数を保存できます。
※1曲のファイルサイズを40MBと仮定して計算。概算なので必ずこの曲数を保存できるわけではありません。
メディア | 保存できる 曲数 | 価格 | |
USB メモリ | 64GB | 1,600 | 1,000〜10,000円 程度 |
128GB | 3,200 | ||
256GB | 6,400 | ||
NAS | 1TB | 25,000 | 2〜3万円 程度 |
2TB | 50,000 |
6,400曲だとCD約500枚分です! ハイレゾ音源はCDの5倍程度の容量になりますが、それでも数千曲を保存できます。
USBメモリは安価で扱いが簡単ですから、NASをお持ちでない方はまずこれでやってみるのが良いと思います。
ちなみに、iTuneで取り込んだファイルはもっとデータが圧縮されているので、もっと多くの曲を保存できます。
AVレシーバーをHEOSアプリで操作する
USBメモリ や NAS に入れた曲が多くなるとアーチストや曲を検索したくなりますが、付属のリモコンだと日本語入力ができません。
HEOSアプリをスマホにインストールして、日本語で操作できるようにします。
HEOSアプリをインストールして、下の真ん中「ミュージック」をタップすると、再生ソースの選択画面になります。
「ミュージックサーバー」「USBメモリ」各々を選択したときの操作は以下の様になります。
NAS(ミュージックサーバー)の音楽を再生する
ミュージックサーバー機能があるNASのデータを再生します。
先の画面から「ミュージックサーバー」タップして、再生するミュージックサーバーを選びます。
我が家は3つの「ミュージックサーバー」があります。
- 普通のNAS(LinkStation):家で聴く音楽用。FLACやハイレゾ
- nasne:外出先で聴く音楽用。通信量節約のための圧縮音源
音楽データを保存したサーバーをタップする(ここではLinkStationを選択)と、データを選択する画面になるので、「アーチスト」「アルバム」など選ぶ項目をタップして曲を選んでいきます。
アルバム内の曲順で表示させるためには「アルバム」から進んでいく必要がある様で、それ以外だとABC順で曲が表示されます。
また、ミュージックサーバーからのDSDファイル再生はできない様で、曲が表示されませんでした。(バージョン1.481.150)
USBメモリの音楽を再生する
AVR-X2400H-Kの前面パネルにあるUSB端子に挿した、USBメモリ内のデータを再生します。
操作するAVレシーバー(ここではDENONのAVR-X2400H-Kのみ)をタップして、曲を選択する画面に進みます。
ここから曲を選んでいく操作は、前述の「ミュージックサーバー」と同じです。
まとめ
最近のAVレシーバー(アンプ)は、USBメモリやNASに保存してあるデータを再生する機能があるので、そこにデータを保存しておけば簡単に再生することができます。
DENON の HEOSアプリ対応のモデル(我が家はAVR-X2400H-K)は、HEOSアプリで操作すると検索に日本語を入力できるので便利です!
Amazon Music と Spotify にも対応していて、Amazon Echoでも操作できます。